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2011年5月12日 (木)

5月11日 NSA 水泳担当 島  被災地へ行って感じた事

5月3日、私は福島県、いわき市、豊間という地域にボランティアに行ってきました。

この地域にボランティアが入るのは初めてで、原発の30キロ圏内の近くということもあり、この地域は地震、津波の被害をもろに受けていました。現地入りした時に目に入って来た情報は、どれも非現実すぎて目を疑うような状況でした。

足元に倒れている信号機。田んぼの真ん中にある家。中身が空になった家。歩いていた場所が本来は床ではなく壁。自宅らしき場所の周りから備品を拾う人々。

どれもテレビの画面で観たことはありましたが、断面ではなく、全てを直接肌で感じたことで、言葉を失いました。そして、他人事だった自分にも気付かされました。被災地に入ってからは他人事ではなくなりました。

他人事のボランティア集団によって、被災した地域がボランティアの受け入れを拒否しているという事態が起こっています。他人事で来たボランティアの方々はあちらこちらと写真を撮って帰り、壊れた家の周りに散乱する備品をガレキと認識して、周りを気にすることなく足元のものを踏みながら歩いて行くそうです。

このような人たちが、ボランティアが本来入るべき地域を無くしているそうです。同じ気持ちになれとは言いませんが、少し考えればわかることです。自分が被災したら、どう思うのか、どう感じるのか。そこを考えてから行動すべきです。

現地では、「できることをできる範囲でやる」ということが求められました。自分のやりたいことは通用しません。自分から何かをするというよりは、むしろ言われたことをする。現地の人が求めていることが最優先され、そこにどう柔軟に対応することができるかということが求められました。
 

僕は工場の周りの作業に取り組みましたが、全体を見ると、気が遠くなりました。

正直な感想です。何から手をつけていいのか、いつになったら終わるのか、わかりませんでした。

しかし、そんなことを考えていても気が遠くなるだけで、何も解決しません。

わからないなりに、作業をこなしていきました。

すると、工場の周りの屋根や壁の破片は全て片付きました。工場の隣の溝に詰まっていた泥も、その日の内には全て掃き出すことができました。

工場の横に津波に負けずに咲いている黄色い水仙を見つけました。その生命力は被災した地域の人々、ボランティアで行った人たちの目にも映り、心を和ませてくれました。目の前のことを一つ、また一つ。

その積み重ねが復興に一歩。また一歩近づくと感じられたボランティアでした。

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